好景気なのに。。。

金利が上がらない。これはどうしたことか。
おそらく、何か数字に表れない不安感を表わしている気がする。
それは何かというと、思ったほど消費が伸びないのではないかということかもしれない。
考えてみると、十年以上前から不景気とともに消費力ももちろんだが、消費対象も著しく
減っている。つまり、買いたいものが無い。ということである。
一般人が買いたいものがあるときは消費意欲も労働意欲も沸くと思われるが、
今はそういうものが全く無い。ゲーム機、携帯、地デジと、かつての高度経済成長期と
同じ方法論で涙ぐましいほどの消費意欲の底上げを図っているにもかかわらず、である。
買いたいものが無い、金が要らない、働く必要が無い、お金が無い、買えない。。。
というように、消費の規模が徐々に縮小していっている気がする。