サブプライムローン問題で明らかになった経済の複雑化

今回のサブプライムローン問題は、その影響がさまざまな分野に及んでいて、しかも全体像がつかめないようになってしまっているのが大きな特徴である。これはサブプライムローンが元の形にはとどまらないで、いろいろなものに姿を変えて広がっていったことが原因なのだと思う。そのため、専門家でさえも全体像がつかめないという事態に陥ったのだろう。考えてみるとそれはかなり恐ろしいことである。つまり、極端に言えば、目を閉じて車を運転しているようなものである。そういう点で、投資信託は自分からするとかなり怖い。内容が本当に明らかならいいが、どういうものに投資されているのか内容が不明で、実は裏でサブプライムローンに投資されていたんてこともあるかも知れない。それは心配しすぎなのだろうか?