日本はどうしても金融立国を目指さなければならないのか?

産業構造は変化するのはよく知られているが、農業、軽工業、重工業、電気電子工業というように進んできたが、ここに来て、情報産業から、金融立国への進み具合が芳しくないようだ。あくまで個人的な感想だが、日本人には金融は向いてない気がする。若い人はさほど抵抗感が無いような気がするが、自分の場合は何か空しい感じがしてしまう。どちらかというと何かを作ったり、本を読んで知識を蓄えたりしている方が安心する。例えば今のような状況の場合、金融だけに頼っていると手も足も出ないということになってしまう気がする。偏見かも知れないが、金融はクリエイティブじゃないという気がしてしょうがない。しかも、金が儲かることしか楽しみが無いのがなんとも空しい。同じクリエイティブじゃないことでも、博物館や美術館に行ったり、遺跡を見に行ったり、取りとめも無いことを考えたりする方が俺には充実した時間の過ごし方という気がする。今まで日本は何かというと外国のすることばかり気にし過ぎていた気がする。金融じゃなくても、環境とかバイオとか良い芽が出始めている気がするし。