派遣切りと生活保護の間にワーキングプア、会社にとって好都合?

今のままの仕組みだと、派遣切りにあった直後から、生活保護を受ける状態になるまでまったくの放置状態になってしまう。その間はワーキングプアとして生きることを余儀なくされる。これはひょっとすると狙ってやっているのではないか?ワーキングプアが増えれば会社にとって低賃金の労働者が増え、人件費を節約でき、好都合である。逆にセーフティネットを充実させることは、ワーキングプアを減らすことになり、会社にとって都合が悪い。だから意図的に放置しているのではないか?あと、もう一つひっかかっているのが、あれほど厳しかった生活保護の条件が甘くなっていることである。これは生活保護が受けれない人が増えるとセーフティネットを改善しろという世論が高まり、これが認められればワーキングプア対策が盛り込まれる恐れがあるからではないか。つまり現状の生活保護で間に合っていると思わせたいからではないかと。すべてはワーキングプアを増やすためになされていると考えると辻褄が合うのである。