日本には好景気を望まない人がいる?

そうとしか思えない。特に政治家や公務員や年金生活者、生活保護受給者など。政府が正確な失業率を出そうともしないのを見ても明らかである。問題の正確な把握なしに的確な対策などできるわけがない。つまり対策の準備すらしていないのである。その理由は間違いなく、自分が損をするからである。景気に左右されにくいそれらの人々は当然好景気になっても何のメリットもない。むしろ今のデフレの方が生活はし易いはずである。そういう人が今の日本には意外に多いのかもしれない。だとすると想像以上に景気対策は難しいと思われる。ただ、最近の発表を見る限りでは景気が持ち直しているというような論調があるのは救いかも。しかし、発信源が日銀ということで、かなり信憑性に乏しいと言わざるを得ない。この発表が嘘でないことを願うばかりである。