不正が増える理由

何かを得るための正しい方法がわかっている場合、それをやって得ようとするだろう。
そして、正しい方法がうまくいかなければ人間はあきらめる。
しかし正しい方法をやってもうまく行かないとわかったとき、人間はどうするか?
誰かがやってうまく行ったら、その方法を試すだろう。
たとえその方法が不正であっても、正しい方法ではうまく行かないのであれば、
欲しいものを得るために、正しくない方法でもやってしまうだろう。
今の日本はまさにその状態なのではないだろうか。
正しい方法がうまく行く社会にならないと、不正は増える一方であると思うのである。